ふたばのブログ薬局

50代の薬剤師です。薬局が地域で認められしっかりと地域医療を支える気持ちを持たれてる薬剤師さんを支援する内容のブログにしていきたいと思います

学校薬剤師してきました

みなさんこんばんは

今日は、1月8日水曜日 朝から台風みたいな天候でビックリ(@_@)しましたね

今日は、担当のこども園の給食室検査」と換気検査に行ってきましたので

報告とともに学校薬剤師って何してるの?って事をアップしていきますね。

 

まず薬剤師というのは、簡単に説明すると

学校保健安全法で大学以外の学校(幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、高等専門学校)には学校薬剤師の設置が義務付けられています。また、認定こども園及び専修学校も同法が準用され、学校薬剤師を置かなければなりません。

日本薬剤師会HPより)

 

ってことで各教育機関に必ず学校薬剤師が所属しているわけです

主に学校薬剤師は学校等の環境衛生と健康相談、保険指導が主な任務な訳です。

そういう事で今回はまず、担当こども園の換気の検査を行いました。

換気といっても色んな面で大切と言えます

参考資料にもあるように、学校の換気の環境衛生は基準が設けられていまして

室温や二酸化炭素濃度、湿度等がある一定の基準を守っている必要があるわけです

仮に湿度なんかでも私の地区でしたら30~80%を守らないといけなかったり

検査の段階で基準値より低ければ指導対象となり何らかの措置を講じないとされています。

湿度が低ければ、冬場ですとインフルエンザウイルス感染症のリスクが高まりますよね

 

 

ってことでこのようなデジタル機器を使用して、一気に温度、湿度、二酸化炭素濃度を測定し、30分ごとにモニターし1時間かけて終了です


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次は給食室の検査です

給食室は、従事されている方の衛生状態の確認(手指の確認、体調の確認など)

保管されている食器や包丁、まな板の衛生状態確認、

食品保管している冷蔵庫、冷凍庫などの状況確認

色んな項目について検査していきます。

↓にあるのは食器の検査の様子です

左の食器はご飯用食器に、右はおかず用食器に

それぞれ試薬を用いて検査して、食器の洗いの状況をチェックしています。
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今日はこんなものも見つけました


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ちょっと判りにくいかも知れませんが

こども園だと園児に対して薬を服用させないといけない場合があり

与薬の指示についての取り決めがなされていて

親御さんからの指示書にて、先生方がお薬を服用させます。


如何だったでしょうか?

こども園の検査でしたが

学校薬剤師の仕事の様子が少し見ていただけたのではないかと思います。

また機会がありましたらアップしていきますね。

 

今日の参考資料はこちらです

www.nichiyaku.or.jp

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

また、毎日更新を心がけていきますので

応援よろしくお願い致します。