薬剤師が関わる認知症サポーター養成講座について考えてみました
みなさんこんにちは
今日は1月10日金曜日です
さて、今回は認知症サポーター養成講座に薬剤師が関わる意義について考えてみました
地域包括ケアシステムにおいて薬局がどう関わるかって点で見ていますので読んでみてください。
厚生労働省では、団塊の世代が 75 歳以上となる 2025(平成 37)年を見据え、認知症
の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい
環境で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を
目指し、新たに「認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者
等にやさしい地域づくりに向けて~」(新オレンジプラン)
を関係府省庁と共同で策定しました(平成 27 年 1 月 27 日)。
こういった経緯で策定されました。
オレンジブランには、以下の7本柱があるようです。
①認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進
②認知症の容態に応じた適時・適切な医療・介護等の提供
③若年性認知症施策の強化
④認知症の人の介護者への支援
⑤認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進
⑥認知症の予防法、診断法、治療法、リハビリテーションモデル、介護モデル等
の研究開発及びその成果の普及の推進
⑦認知症の人やその家族の視点の重視
要は認知症の方が住み慣れた地域で安心に暮らせるまちづくりをしていくための施策な訳ですね。
ここでいう、①認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進や⑤認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進にあたるのが
認知症サポーター養成講座が該当します。
では認知症サポーター養成講座はどんな内容なんでしょう?
認知症サポーター養成講座の内容
こんな内容で講座が一般住民に対して開催されます。
当然薬剤師は認知症の症状や、認知症の診断・治療には十分な知識があるわけですからこのパートでの講師役には最適任なんです!
この講座は各行政の包括支援センター開催のものもあれば、地域の小さな団体や、企業単位で開催されるものもあります
講師役の方はキャラバンメイトと呼ばれ事前にキャラバンメイト連絡会が開催される研修を受講して開催できる権利を得ることが出来るのです。
そして、受講された方には、認知症について理解した証である
「オレンジリング」が送られます
薬局は地域のコミュニティな訳ですから
薬局に来局される患者さんで認知症の患者さんは多くなります
ですので、地域で認知症の患者さんにどれだけ気持ちに寄り添えれるのかが大切になってきます。
その点で薬剤師が認知症サポーター養成講座に関わることが出来れば
その地域の住民はその薬局を信頼してくれるに違いないと思うんです。
本来、医師、歯科医師、薬剤師、看護師などの医療職は認知症の発症に気づける職種として業務に従事していますから
薬局で、認知症の患者さんをいかにして気づき、ケアしてく線路に乗せていくことがどれだけ重要か
薬局においてしっかり考えていくべきだと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考資料
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/nop1-2_3.pdf
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